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高校サッカー決勝
2006年 01月 10日
スティーラーズの勝利をテレビで見届けた後は、高校サッカーの決勝を観に国立へ 行ってきました。 毎年決勝は混むので早めに着こうと思い、新宿でちょっと用事を済ませ、 開門前ちょっと前の11時半過ぎに到着。 既にそこそこの数のお客さんが並んでいました。 みんな、寒いのに元気やなぁ...と思ってみたり。 結果は、高校の部活サッカーでは珍しい細かいパスを繋ぐクリエイティブなサッカーを 実践する野洲(滋賀)が優勝候補の鹿児島実業(鹿児島)の連覇を阻止、 延長戦の末勝利し、初優勝を飾りました。 試合の方は野洲にセットプレーから得点を許し、10試合ぶりの失点に動揺したのか 前半はいつもの鹿実らしくないパスミスを連発、全然ボールが落ち着きません。 失点は明らかに鹿実のミス。 あの場面、鹿実の選手たちはみなボールを見てしまい、 追うのを忘れてしまったのかゴール前に詰めていたのはみんな野洲の選手たちだけでした。 後半になると鹿実の猛攻が始まります。 野洲にいくつか決定的なチャンスを 作られながらも何とか守り、ボールはほとんど鹿実が支配、野洲のゴールを襲います。 しかし、野洲のDF陣の厚い守りを崩すことができず、時間が過ぎていきます。 正直、野洲のディフェンスに鹿実がここまで手こずるとは思いもしませんでした。 それぐらい今日の野洲のDFは集中力を切らすことなく立派でした。 が、後半34分、鹿実に待ちに待った待望の同点弾が迫田のヘッドから炸裂! 得点が決まったときの鹿実応援席は狂喜乱舞。 僕も含め回りのはしゃぎっぷりは 凄かったっす(笑) そして試合は延長戦に突入。 延長に入ると野洲はかなり疲れていて、鹿実が 押していたんだけど、延長後半、鹿実の西岡が治療でピッチの外に運び出され 10人で戦っているときに、野洲のカウンター気味の攻撃から最後はゴール前で細かい パスを回し鹿実DFを翻弄、最後は右からのクロスに瀧川がゴール前に詰めてきて シュート、ボールはネットを揺らし、これが決勝点となり、野洲が決勝戦を制しました。 この野洲のカウンター気味の攻撃で左から右に大きくサイドチェンジしたパスが 超素晴らしかった。 稲本がプレミアで見せたアシストにそっくりのパスでした。 優勝した野洲ですが、鹿実のプレスが早かったこともあり、準決勝ほど細かいパス回しは 出来なかったけど、それでも随所にプレーを見せてました。 準決勝もそうだったけど あんなにヒールパスを多様するやるチーム初めて見ましたよ。 準決勝・決勝と見たけど、個人的には14番の乾くんに目を奪われました。 まだ2年なので来年が楽しみです。 彼は絶対来年プロに行くんじゃないかな? 鹿実は本当に残念。 勝てるチャンスはあったので、結局は決定力に尽きるでしょう。 決勝は今まで戦ってきた試合に比べ決定力が足りなかったと思います。 今年は全員3年で2年生でレギュラーでプレーしていた選手がいないので 来年はちょっと不安だけど、必ずまた国立に帰ってきてくれることを信じたいと思います。 それにしても本当に良い試合でした。 両校の健闘に拍手、感謝したいと思います。 ※余談 赤嶺を鹿実応援席で目撃。 先輩だし当たり前か?! 鹿実の諏訪園は、昔東京でプレーしてた諏訪園の弟らしい。
by macha72
| 2006-01-10 00:09
| サッカーその他
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